「エンジニアって、パソコンに向かって黙々と作業するイメージがあるけど…」
「コミュニケーションが苦手だから、エンジニアになろうと思ったのに」
実は、エンジニアの仕事においてコミュニケーション力は非常に重要です。
ただし、ここで言うコミュニケーション力とは、「誰とでも楽しく話せる」「場を盛り上げられる」といった能力ではありません。エンジニアに求められるのは、もっとシンプルなスキルです。
この記事では、エンジニアにとってのコミュニケーション力とは何か、そしてコミュニケーションが苦手な人でも実践できる具体的な方法を解説します。
この記事でわかること
- エンジニアにコミュニケーション力が必要な理由
- 現場で求められる3つのコミュニケーションスキル
- コミュニケーションが苦手な人でも実践できる方法
- コミュニケーション力を高めるメリット
なぜエンジニアにコミュニケーション力が必要なのか
多くの方が「エンジニア=一人で黙々と作業する仕事」というイメージを持っています。しかし、実際の開発現場は少し違います。
エンジニアがコミュニケーションを取る場面
- チームメンバーとの進捗共有・タスク分担
- 先輩エンジニアへの質問・相談
- コードレビュー(書いたコードをチェックしてもらう)での議論
- クライアントへの仕様説明・ヒアリング
- 他部署(デザイナー、営業など)との連携
システム開発は、基本的にチームで行う仕事です。一人で完結することはほとんどありません。
特にSES(システムエンジニアリングサービス)では、様々なクライアント先で働くため、新しい環境に適応するコミュニケーション力が求められます。
エンジニアに必要なコミュニケーション力は「話し上手」ではない
ここで重要なポイントがあります。エンジニアに求められるコミュニケーション力は、「話し上手」であることではありません。
営業職のように「初対面の人と盛り上がれる」「場の空気を読んで話を回せる」といったスキルは必要ありません。
エンジニアに必要なのは、仕事を円滑に進めるためのコミュニケーションです。具体的には以下の3つです。
| スキル | 内容 |
|---|---|
| 傾聴力 | 相手の話を最後まで聞き、正確に理解する力 |
| 伝達力 | 自分の考えや状況をわかりやすく伝える力 |
| 確認力 | 認識のズレがないか確認し、すり合わせる力 |
この3つができれば、エンジニアとして十分なコミュニケーション力があると言えます。
【必要なスキル①】傾聴力:相手の話を正確に理解する
エンジニアにとって最も重要なコミュニケーションスキルは「傾聴力」です。
開発現場では、上司や先輩からの指示、クライアントからの要望など、様々な情報を正確に受け取る必要があります。ここで聞き違いや理解不足があると、全く違うものを作ってしまうリスクがあります。
傾聴力を高めるポイント
- 相手の話を途中で遮らない:最後まで聞いてから質問する
- メモを取る:聞いた内容を忘れないように記録する
- わからない用語はその場で確認する:知ったかぶりをしない
- 自分の言葉で復唱する:「〇〇ということですね」と確認する
特に未経験の方は、専門用語や業界特有の言い回しに戸惑うことも多いでしょう。わからないことを「わからない」と言えることが大切です。
【必要なスキル②】伝達力:自分の状況をわかりやすく伝える
2つ目のスキルは「伝達力」です。自分の考えや作業状況を、相手にわかりやすく伝える力のことです。
開発現場では、日々の進捗報告や、問題が発生したときの報告が欠かせません。ここで大切なのは、結論から伝えることです。
伝達力を高めるフレームワーク:PREP法
| 要素 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| Point(結論) | まず結論を伝える | 「〇〇の実装が完了しました」 |
| Reason(理由) | なぜそうなったか | 「当初の予定より早く進んだためです」 |
| Example(具体例) | 具体的な内容 | 「ログイン機能とユーザー登録機能です」 |
| Point(結論) | 再度結論を述べる | 「次は△△に取り掛かります」 |
また、問題が発生したときは早めに報告することが重要です。「自分で解決してから報告しよう」と思っていると、問題が大きくなってしまうことがあります。
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カジュアル面談を予約する【必要なスキル③】確認力:認識のズレをなくす
3つ目のスキルは「確認力」です。自分の理解と相手の意図が一致しているかを確認する力のことです。
開発現場でよくあるトラブルの一つに「言った・言わない問題」があります。これは、お互いの認識がズレたまま作業を進めてしまうことで起こります。
確認力を高めるポイント
- 指示を受けたら復唱する:「〇〇を△△までに完了させる、という認識で合っていますか?」
- 不明点はその場で質問する:後で聞こうと思っても忘れてしまう
- 作業前に確認する:「この方針で進めて問題ないですか?」
- 完了時も確認する:「これで問題ないか確認いただけますか?」
「確認しすぎかな」と思うくらいでちょうどいいです。認識のズレは、早い段階で解消するほどダメージが少なくて済みます。
コミュニケーションが苦手な人でも実践できる3つの工夫
「コミュニケーションが苦手」という方でも、以下の工夫をすることで十分に対応できます。
工夫1:テキストコミュニケーションを活用する
口頭でのやり取りが苦手な場合は、SlackやTeamsなどのチャットツールを活用しましょう。文章なら、考えを整理してから伝えることができます。
工夫2:事前に話す内容をメモしておく
会議や報告の前に、話す内容をメモしておくと安心です。箇条書きでポイントを整理しておくだけでも、スムーズに話せるようになります。
工夫3:「報連相」のタイミングをルーティン化する
「毎日夕方に進捗を報告する」など、コミュニケーションのタイミングを決めておくと、迷わずに済みます。
コミュニケーション力を高めるメリット
コミュニケーション力を高めることで、エンジニアとしてのキャリアに大きなメリットがあります。
1. チーム開発がスムーズになる
情報共有がうまくいくと、チーム全体の生産性が上がります。自分の作業も進めやすくなります。
2. キャリアアップにつながる
プロジェクトリーダーやマネージャーを目指す場合、コミュニケーション力は必須スキルです。早い段階で身につけておくと有利です。
3. 転職や案件獲得で評価される
技術力だけでなく、「チームで働ける人材」として評価されます。特にSESでは、様々な現場で活躍できる人材として重宝されます。
4. ストレスが減る
コミュニケーション不足によるミスや認識のズレが減ると、仕事のストレスも軽減されます。
まとめ:エンジニアのコミュニケーション力は「聞く・伝える・確認する」
エンジニアに必要なコミュニケーション力について解説しました。
| 必要なスキル | ポイント |
|---|---|
| 傾聴力 | 相手の話を最後まで聞き、正確に理解する |
| 伝達力 | 結論から伝え、わかりやすく説明する |
| 確認力 | 認識のズレがないか、こまめに確認する |
エンジニアに求められるのは「話し上手」になることではありません。仕事を円滑に進めるための最低限のコミュニケーションができれば十分です。
コミュニケーションが苦手でも、意識して実践することで確実に上達します。最初から完璧である必要はありません。
SKサービスでは、様々な現場を経験できるSESという働き方を通じて、技術力とコミュニケーション力の両方を磨くことができます。「エンジニアになりたいけど、コミュニケーションに自信がない」という方も、安心してスタートできる環境を整えています。
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