「エンジニアになりたいけど、ポートフォリオって何を作ればいいの?」
「未経験だと、どのレベルのものを作ればいいか分からない…」
「GitHubとか使ったことないけど、大丈夫かな?」
エンジニア転職を考え始めると、必ず出てくるのが「ポートフォリオ」という言葉。でも、いざ作ろうとすると「何から始めればいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、未経験からエンジニア転職を目指す方に向けて、採用担当者に評価されるポートフォリオの作り方を分かりやすく解説します。「ポートフォリオって何?」という基本から、具体的な作成手順、よくある失敗例まで、これを読めばポートフォリオ作成の全体像がつかめますよ。
そもそもポートフォリオとは?
ポートフォリオとは、もともとイタリア語で「書類入れ」を意味する言葉です。エンジニア業界では、「自分のスキルや実績を証明するための作品集」という意味で使われています。
具体的には、以下のようなものがポートフォリオになります。
- 自分で開発したWebアプリやサービス
- 作成したWebサイト
- GitHubに公開しているソースコード
- 技術ブログ(Qiitaなど)の記事
- 上記をまとめたポートフォリオサイト
デザイナーが自分の作品を見せて実力をアピールするように、エンジニアも「実際に動くもの」を見せることで技術力を証明できるのです。
未経験者にポートフォリオは必要?
結論から言うと、未経験者こそポートフォリオが重要です。
経験者であれば、職務経歴書に「○○システムの開発に従事」と書けば、ある程度の実力は伝わります。しかし未経験者の場合、過去の実績がないため、「この人はどれくらいできるのか?」が分かりにくいのです。
そこでポートフォリオがあれば、こんなメリットがあります。
ポートフォリオを作るメリット
- スキルの証明になる:「勉強しました」より「これを作りました」の方が説得力がある
- やる気・熱意が伝わる:自主的に学習して作品を作る姿勢は高く評価される
- 面接での話題になる:ポートフォリオについて話すことで、自然とスキルをアピールできる
- 自分自身の成長にもつながる:作品を完成させる過程で実践的なスキルが身につく
実際、未経験者を積極採用している企業でも、ポートフォリオがある方とない方では、書類選考の通過率に大きな差が出ることもあります。
「レベルが低くても大丈夫?」という不安について
「でも、自分が作れるものなんて大したことないし…」と思っていませんか?
安心してください。未経験者のポートフォリオに、高度な技術力は求められていません。採用担当者が見ているのは、むしろ以下のような点です。
- 自分で調べて学習を進められる「自走力」
- プログラミングの基礎を理解しているか
- コードを書くことへの興味・関心
- 最後まで作り上げる完遂力
つまり、「すごいものを作る」よりも「自分で考えて、最後まで作り上げた」というプロセスが大切なのです。
ポートフォリオに載せるべき内容
ポートフォリオには、以下の内容を含めると効果的です。
1. プロフィール
簡単な自己紹介を記載します。
- 名前(ハンドルネームでもOK)
- プログラミング学習を始めた時期
- 学習している言語・技術
- エンジニアを目指すきっかけ
2. スキルセット
使える言語やツールを明記します。レベル感も書いておくと親切です。
- プログラミング言語(HTML/CSS、JavaScript、Pythonなど)
- フレームワーク(React、Vue.js、Laravelなど)
- ツール(Git、VSCodeなど)
- 学習中の技術
3. 作品(メインコンテンツ)
ここが一番重要です。作品ごとに以下を記載しましょう。
- 作品名
- 概要:何ができるアプリ/サービスか
- 制作背景:なぜこれを作ろうと思ったか
- 使用技術:言語、フレームワーク、ライブラリなど
- 工夫した点:技術的なこだわりや苦労した点
- URL:実際に動くサイトやGitHubリポジトリへのリンク
4. GitHubリンク
ソースコードを公開しているGitHubアカウントへのリンクは必須です。採用担当者は、コードの書き方や設計を見て実力を判断します。
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カジュアル面談を予約する未経験者におすすめのポートフォリオ作品アイデア
「何を作ればいいか分からない」という方のために、未経験者でも取り組みやすい作品アイデアをご紹介します。
初級編(学習開始〜3ヶ月)
| 作品例 | 使用技術 | ポイント |
|---|---|---|
| 自己紹介サイト | HTML/CSS | レスポンシブ対応を意識する |
| ToDoリスト | HTML/CSS/JavaScript | CRUD操作(作成・読込・更新・削除)の基本を学べる |
| 電卓アプリ | HTML/CSS/JavaScript | ロジックの組み立て方が身につく |
| クイズアプリ | HTML/CSS/JavaScript | 条件分岐や配列の扱いを学べる |
中級編(学習3ヶ月〜6ヶ月)
| 作品例 | 使用技術 | ポイント |
|---|---|---|
| ブログサイト | PHP/MySQL または Rails | データベース連携の基本を学べる |
| 家計簿アプリ | React/Vue.js + API | フロントエンドフレームワークの実践 |
| 天気予報アプリ | JavaScript + 外部API | API連携の基本を学べる |
| 掲示板サイト | Laravel/Django/Rails | ユーザー認証機能の実装 |
作品選びのコツ
重要なのは、「自分が本当に使いたい」と思えるものを作ることです。
「面接でウケそうだから」という理由だけで作ると、面接で「なぜこれを作ったのですか?」と聞かれたときに説得力のある回答ができません。
例えば、
- 趣味の記録をつけるアプリ
- 日々の学習を管理するツール
- 身の回りの「不便」を解決するサービス
など、自分の課題や興味から発想した作品は、制作背景を語りやすく、面接でも好印象です。
ポートフォリオ作成の5ステップ
ここからは、具体的な作成手順を解説します。
ステップ1:参考サイトを見つける
いきなりゼロから作り始めるのは非効率です。まずは他のエンジニアのポートフォリオを見て、イメージを掴みましょう。
「ポートフォリオ エンジニア」で検索したり、GitHubで公開されているポートフォリオを見ると参考になります。ただし、丸パクリはNG。あくまで参考程度にとどめましょう。
ステップ2:作る作品を決める
先ほど紹介したアイデアを参考に、自分のスキルレベルに合った作品を決めます。
ポイントは、「少し背伸びした」レベルを選ぶこと。簡単すぎると成長につながりませんが、難しすぎると挫折してしまいます。
ステップ3:設計を考える
いきなりコードを書き始めず、まずは設計を考えます。
- どんな画面が必要か(ログイン画面、一覧画面、詳細画面など)
- どんな機能が必要か
- データはどう管理するか
紙に手書きでもいいので、全体像を描いてから開発に入ると、迷いにくくなります。
ステップ4:開発・実装
設計をもとに、実際にコードを書いていきます。
このとき、GitHubを使ってバージョン管理をしながら進めましょう。コミット(保存)を細かく行い、コミットメッセージには「何を変更したか」を書く習慣をつけると、実務でも役立ちます。
ステップ5:公開・改善
作品が完成したら、インターネット上に公開します。GitHub Pagesを使えば、無料で簡単にWebサイトを公開できます。
公開後も、使ってみて気づいた改善点を直したり、機能を追加したりすることで、継続的に成長している姿勢をアピールできます。
ポートフォリオ公開に便利なツール・サービス
ポートフォリオの作成・公開に役立つツールをご紹介します。
| ツール名 | 用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| GitHub | ソースコード管理 | 必須。採用担当者がコードを確認できる |
| GitHub Pages | 静的サイト公開 | 無料でポートフォリオサイトを公開できる |
| Vercel | Webアプリ公開 | React/Next.jsアプリの公開に最適 |
| Render | Webアプリ公開 | バックエンドを含むアプリも無料で公開可能 |
| Qiita | 技術ブログ | 学習記録や技術記事でアウトプット |
| Zenn | 技術ブログ | Qiitaと同様。好みで選んでOK |
よくある失敗と対策
ポートフォリオ作成でありがちな失敗と、その対策をまとめました。
失敗1:完璧を目指しすぎて完成しない
対策:まずは最低限の機能で完成させる(MVP:Minimum Viable Product)。追加機能は後から実装すればOK。
失敗2:チュートリアルのコピーだけで終わる
対策:チュートリアルで作ったものをベースに、自分なりの機能を追加したり、デザインを変えたりする。
失敗3:README(説明文)がない・不十分
対策:GitHubのREADMEには、アプリの概要、使い方、使用技術、工夫した点を必ず書く。
失敗4:動作確認できない状態で公開
対策:公開前に必ず動作確認。友人や家族に触ってもらってフィードバックをもらうのも有効。
失敗5:コードが読みにくい
対策:インデント(字下げ)を揃える、変数名を分かりやすくする、コメントを適度に入れる。
SKサービスなら、ポートフォリオがなくてもOK!
ここまでポートフォリオの重要性をお伝えしてきましたが、実はSKサービスでは、ポートフォリオがなくても応募可能です。
もちろん、ポートフォリオがあれば面接でのアピール材料になりますが、SKサービスが重視しているのは「やる気」と「成長意欲」。完全未経験でも、エンジニアになりたいという熱意があれば、積極的に採用しています。
入社後は、様々な現場で実務経験を積みながら、受託開発のエンジニアへとステップアップを目指せます。「まずは現場で学びたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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カジュアル面談を予約するまとめ
この記事では、未経験からエンジニア転職を目指す方向けに、ポートフォリオの作り方を解説しました。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ポートフォリオとは | 自分のスキルを証明する作品集 |
| 未経験者に必要? | 必須ではないが、あると有利。自走力や学習意欲を示せる |
| 載せるべき内容 | プロフィール、スキル、作品(概要・技術・工夫点)、GitHubリンク |
| 作成の流れ | 参考調査→作品決定→設計→開発→公開・改善 |
| おすすめツール | GitHub、GitHub Pages、Vercel、Qiitaなど |
| 避けたい失敗 | 完璧主義、コピーのみ、README不足、動作未確認、読みにくいコード |
ポートフォリオ作成は大変に感じるかもしれませんが、作る過程で確実にスキルアップできます。完璧を目指さず、まずは1つ作品を完成させることを目標に、ぜひチャレンジしてみてください!
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