「エンジニア転職にはポートフォリオが必要って聞くけど、何を作ればいいの?」「未経験でも作れるものってあるの?」
未経験からエンジニアを目指す方にとって、ポートフォリオ(自分の作品)を作ることはハードルが高く感じるかもしれません。何を作ればいいかわからない、そもそも技術が足りない…そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、未経験者でも作れるおすすめのポートフォリオと、採用担当者が見ているポイントを具体的に解説します。
この記事でわかること
- ポートフォリオとは何か、なぜ必要なのか
- 未経験者におすすめのポートフォリオの例
- 採用担当者が見ているポイント
- ポートフォリオを作る際の注意点
この記事は約6分で読めます。
ポートフォリオとは?なぜ必要なのか
ポートフォリオとは、直訳すると「書類入れ」という意味ですが、エンジニア転職においては「自分のスキルを証明する作品集」を指します。
具体的には、自分で作ったWebサイトやアプリ、プログラムなどをまとめたもの。履歴書や職務経歴書には書けない「実際に何ができるのか」を見せるためのツールです。
未経験者にポートフォリオが必要な理由
経験者なら、これまでの仕事で培った実績をアピールできます。しかし未経験者の場合、「本当にこの人はエンジニアとしてやっていけるのか?」を企業側が判断する材料がありません。
そこでポートフォリオの出番です。自分で作った作品があれば、以下のことを証明できます。
- 技術力:どのプログラミング言語をどの程度使えるのか
- 学習意欲:自分で調べて作り上げる力があるか
- 問題解決能力:エラーや課題にどう対処したか
- アウトプット力:学んだことを形にできるか
つまりポートフォリオは、「経験がない」というハンデを埋めるための武器なのです。
未経験者におすすめのポートフォリオ5選
「何を作ればいいかわからない」という方のために、未経験者でも作りやすいポートフォリオの例を5つ紹介します。
1. 自己紹介サイト(難易度:★☆☆)
最も基本的なポートフォリオが、自分自身を紹介するWebサイトです。HTML、CSS、JavaScriptといったフロントエンド(見た目の部分)の技術を使って作成します。
盛り込む内容の例
- 自己紹介(経歴、エンジニアを目指した理由)
- 習得したスキル
- これまでに作った作品の紹介
- 連絡先
シンプルですが、Webページを1から作り上げた経験として十分アピールできます。レスポンシブ対応(スマホでも見やすいデザイン)にすると、さらに好印象です。
2. ToDoアプリ(難易度:★★☆)
やることリストを管理するToDoアプリは、プログラミング学習者の定番課題です。CRUD(作成・読み取り・更新・削除)と呼ばれる基本的な機能を一通り実装できるため、学習成果をアピールするのに最適です。
追加すると良い機能
- 期限の設定
- 優先度の並び替え
- 完了済みタスクの表示切り替え
- カテゴリ分け
よくある課題だからこそ、どれだけ工夫を加えられるかが差別化のポイントになります。
3. 自分の困りごとを解決するアプリ(難易度:★★☆)
最も評価されやすいのが、自分自身の課題を解決するために作ったアプリです。「なぜこれを作ったのか」というストーリーがあるため、面接でも説明しやすくなります。
アイデアの例
- 家計簿アプリ(自分のお金の管理に困っていた)
- 読書記録アプリ(読んだ本を忘れてしまう)
- 筋トレ記録アプリ(トレーニングの進捗を管理したい)
- レシピ管理アプリ(よく作る料理をまとめたい)
技術的に完璧でなくても、「自分ごと」として作った作品は採用担当者の心に響きます。
4. Web API連携アプリ(難易度:★★★)
外部のサービス(天気予報、ニュース、地図など)のデータを取得して表示するアプリは、実務に近い技術力をアピールできます。
作りやすいアプリの例
- 天気予報アプリ(OpenWeatherMap APIを使用)
- 映画情報検索アプリ(TMDb APIを使用)
- ニュースまとめサイト(News APIを使用)
API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)とは、外部のサービスとデータをやり取りするための仕組みのこと。多くの実務で使われる技術なので、習得していると高評価につながります。
5. GitHubでのソースコード公開(難易度:★☆☆)
作った作品のソースコード(プログラムの中身)をGitHub(ギットハブ)というサービスで公開するのも、立派なポートフォリオです。
GitHubは、世界中のエンジニアが使っているソースコード管理サービス。企業の採用担当者も、応募者のGitHubアカウントをチェックすることがあります。
GitHubで評価されるポイント
- コードが読みやすく整理されているか
- README(説明文)がしっかり書かれているか
- 継続的に更新しているか(学習を続けている証拠)
採用担当者が見ているポイント
せっかくポートフォリオを作っても、見当違いの方向で努力してしまうともったいないですよね。ここでは、採用担当者が実際に見ているポイントを紹介します。
1. オリジナリティがあるか
プログラミングスクールの課題やチュートリアルそのままの作品は、あまり評価されません。なぜなら、「自分で考えて作った」のか「言われた通りに作っただけ」なのかがわからないからです。
たとえ小さな機能でも、「自分なりの工夫」を加えることが大切です。「この機能は〇〇だと使いにくいと思ったので、△△に変更しました」と説明できると、問題解決能力をアピールできます。
2. なぜこれを作ったのかが明確か
「なぜこのアプリを作ったのですか?」という質問に、明確に答えられるかどうかが重要です。
単に「勉強のため」ではなく、「こんな困りごとがあって、それを解決したかった」「こういう人に使ってもらいたいと思った」など、作品に込めた意図を語れるようにしておきましょう。
3. コードが読みやすいか
実務では、自分が書いたコードを他の人が読んで理解する場面がたくさんあります。そのため、読みやすいコードを書けるかどうかは重要なポイントです。
- 変数名や関数名がわかりやすい
- 適切にコメント(説明文)が入っている
- インデント(字下げ)が揃っている
完璧でなくても、「読みやすさを意識している」姿勢が伝わればOKです。
4. エラーなく動くか
当たり前のようですが、実際に動く作品であることは最低条件です。デモサイトやアプリを採用担当者が触ったときにエラーが出ると、印象が悪くなってしまいます。
公開する前に、必ず一通り動作確認をしておきましょう。
ポートフォリオを作る際の注意点
最後に、ポートフォリオを作る際に気をつけたいポイントをまとめます。
完璧を目指さない
「もっと良くしてから…」と完璧を目指すあまり、いつまでも公開できないのはもったいないです。60〜70%の完成度でもまず公開し、改善を続けていく姿勢の方が評価されます。
1つに絞りすぎない
「1つの大作を作ろう」と気負いすぎると、途中で挫折してしまうことも。小さな作品を複数作る方が、学習の幅広さをアピールできます。
作った過程を記録する
「どんな技術を使ったか」「どこで詰まったか」「どう解決したか」といった作成過程の記録も、立派なアウトプットです。ブログやQiita(技術記事投稿サイト)にまとめておくと、学習意欲のアピールにもなります。
【まとめ】ポートフォリオは「行動の証明」
| ポートフォリオ例 | 難易度 | アピールできるポイント |
|---|---|---|
| 自己紹介サイト | ★☆☆ | HTML/CSS/JSの基礎力 |
| ToDoアプリ | ★★☆ | CRUD機能の実装力 |
| 自分の課題解決アプリ | ★★☆ | 問題発見・解決能力 |
| Web API連携アプリ | ★★★ | 実務に近い技術力 |
| GitHubでのコード公開 | ★☆☆ | 継続学習の姿勢 |
ポートフォリオは、「この人は本当にエンジニアになりたいんだな」という行動の証明です。技術的に完璧でなくても、自分で考えて、調べて、形にした経験は必ず評価されます。
まずは小さなものから、「自分で作ってみる」という一歩を踏み出してみてください。
ポートフォリオがなくても挑戦できる環境
「ポートフォリオを作る時間がない」「まだそこまでのスキルがない」という方もいるかもしれません。
SKサービスでは、ポートフォリオの有無に関わらず、やる気のある方を積極的に採用しています。入社後の研修や現場でのOJTを通じて、実務スキルを身につけることができます。
もちろん、ポートフォリオがあれば選考でプラスになりますが、それ以上に大切なのは「学び続ける意欲」と「素直さ」。まずは一歩を踏み出してみませんか?
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