採用情報|SKサービス株式会社

IT業界知識 約5分で読めます

自社開発・受託開発・SESの違いとは?メリット・デメリットを徹底比較【未経験者向け】

「自社開発」「受託開発」「SES」…IT業界の求人を見ていると、こんな言葉が出てきます。

「何が違うの?」「どれを選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

この3つは、ITエンジニアの「働き方」を表す言葉です。それぞれにメリット・デメリットがあり、人によって「合う・合わない」があります。

この記事では、自社開発・受託開発・SESの違いを、未経験者にもわかりやすく解説します。

3つの働き方の違い【一覧表】

まず、3つの違いを一覧で見てみましょう。

項目 自社開発 受託開発 SES
何を作る? 自社のサービス・製品 お客さんから依頼されたシステム 客先のプロジェクトに参加
働く場所 自社オフィス 自社オフィス お客さん先(客先常駐)
代表的な企業 メルカリ、サイバーエージェント SIer、制作会社 SES企業
未経験の入りやすさ 難しい 普通 入りやすい

自社開発とは?

自社開発とは、自社のサービスや製品を自分たちで作る働き方です。

具体例

  • メルカリ:フリマアプリ「メルカリ」を自社で開発
  • サイバーエージェント:「ABEMA」「Ameba」などを自社で開発
  • LINE:「LINE」アプリを自社で開発

これらの企業のエンジニアは、自社サービスの開発・改善に携わります。

自社開発のメリット

  • サービスに愛着が持てる:自分が作ったものがユーザーに届く
  • 長期的に関われる:同じプロダクトを継続的に改善
  • モダンな技術を使いやすい:技術選定の自由度が高い
  • ユーザーの反応が見える:やりがいを感じやすい

自社開発のデメリット

  • 未経験では入りにくい:即戦力を求める傾向
  • 競争率が高い:人気企業は倍率が高い
  • 技術が偏ることも:同じ技術スタックが続く場合

受託開発とは?

受託開発とは、お客さん(クライアント)から依頼を受けてシステムを作る働き方です。

具体例

  • A社から「ECサイトを作ってほしい」と依頼 → 開発して納品
  • B銀行から「オンラインバンキングシステムを作ってほしい」と依頼 → 開発して納品

「システムインテグレーター(SIer)」や「Web制作会社」が該当します。

受託開発のメリット

  • 様々な業界のシステムに関われる:金融、医療、流通など
  • プロジェクトごとに新しい経験:技術の幅が広がる
  • 安定した経営基盤:大手SIerは安定している
  • 上流工程の経験が積める:要件定義や設計から関われる

受託開発のデメリット

  • 納期のプレッシャー:お客さんとの約束がある
  • 技術選定の自由度が低い:お客さんの要望に合わせる
  • プロジェクトが終わると離れる:継続的に関われない
  • 古い技術を使うことも:レガシーシステムの保守など

JOIN US

SKサービスでエンジニアデビューしませんか?

未経験からエンジニアを目指す方を積極的に採用中。正社員雇用で安定した環境、最短3ヶ月で現場変更可能。

詳細はこちらから

SESとは?

SES(System Engineering Service)とは、エンジニアをお客さん先に派遣して、技術力を提供する働き方です。

「客先常駐」とも呼ばれ、お客さんのオフィスに出勤して働くスタイルです。

SESの仕組み

  1. SES企業がエンジニアを雇用
  2. お客さん(発注元)のプロジェクトにエンジニアを参画させる
  3. エンジニアはお客さん先で働く
  4. SES企業はお客さんから報酬を受け取る

エンジニアの「雇用元」はSES企業ですが、「働く場所」はお客さん先になります。

SESのメリット

  • 未経験でも入りやすい:採用のハードルが比較的低い
  • 様々な現場を経験できる:プロジェクトごとに環境が変わる
  • 大企業のプロジェクトに関われる:直接入社は難しい企業の案件も
  • 人脈が広がる:いろいろな会社の人と働ける

SESのデメリット

  • 現場によって当たり外れがある:良い現場もあれば、辛い現場も
  • 帰属意識を持ちにくい:自社への愛着が薄くなりがち
  • スキルアップは自分次第:会社の研修が少ない場合も
  • 案件が途切れるリスク:待機期間が発生することも

3つの働き方を比較

比較項目 自社開発 受託開発 SES
未経験の入りやすさ
技術の自由度
経験の幅
サービスへの愛着
安定性 △〜○
年収(平均) 高め 中〜高

どれを選べばいい?タイプ別おすすめ

自社開発が向いている人

  • 作りたいサービスがある人
  • モダンな技術を使いたい人
  • 一つのプロダクトにじっくり向き合いたい人
  • すでにスキルがある人

受託開発が向いている人

  • 様々な業界のシステムを経験したい人
  • 上流工程(要件定義・設計)をやりたい人
  • 安定した環境で働きたい人
  • 大規模プロジェクトに関わりたい人

SESが向いている人

  • 未経験からIT業界に入りたい人
  • いろいろな現場を経験してスキルを磨きたい人
  • 将来的に自社開発や受託に転職したい人
  • まずはエンジニアとしての経験を積みたい人

未経験者にはSESがおすすめの理由

未経験からIT業界に入りたいなら、SESからスタートするのが現実的です。

理由1:未経験でも採用されやすい

自社開発や大手受託は「即戦力」を求める傾向がありますが、SESは「育成前提」で採用する企業が多いです。

理由2:実務経験を積める

SESで2〜3年経験を積めば、その後自社開発や受託に転職するチャンスが広がります。

最初から理想の会社に入れなくても、ステップアップしていけばOKです。

理由3:様々な現場で学べる

プロジェクトごとに環境が変わるので、短期間で多くの経験を積めます。

まとめ

この記事のポイントを整理します。

働き方 特徴 こんな人向け
自社開発 自社サービスを作る スキルあり、一つに集中したい
受託開発 依頼を受けて作る 様々な業界を経験したい
SES 客先で働く 未経験から始めたい

どの働き方にもメリット・デメリットがあります。大切なのは、「今の自分に合った選択」をすること。

未経験なら、まずはSESで経験を積み、キャリアアップを目指すのが現実的な戦略です!

SKサービスはSES事業を行っており、未経験者を積極的に採用しています。様々な現場で経験を積みながら、エンジニアとして成長できる環境です。「まずはIT業界に入りたい」「経験を積んでステップアップしたい」という方、ぜひご相談ください!

JOIN US

SKサービスでエンジニアデビューしませんか?

未経験からエンジニアを目指す方を積極的に採用中。正社員雇用で安定した環境、最短3ヶ月で現場変更可能。

詳細はこちらから
この記事をシェア
JOIN US JOIN US JOIN US JOIN US JOIN US JOIN US JOIN US JOIN US

ENTRY

- エントリーはこちらから -

Page Top