「SESはやめとけ」——ネットで検索すると、こんな言葉がたくさん出てきますよね。これからIT業界を目指す方にとって、不安になる情報かもしれません。
でも、ちょっと待ってください。「SES=悪い」は本当なのでしょうか?
結論から言うと、SESは一概に「やめとけ」と断言できるものではありません。メリットとデメリットを理解した上で、自分のキャリアプランに合っているかどうかで判断すべきです。
この記事では、SESが「やめとけ」と言われる理由と、その実態について詳しく解説します。
この記事でわかること
- 「SESはやめとけ」と言われる5つの理由
- それぞれの理由の「本当のところ」
- 未経験者にとってのSESのメリット
- 優良SES企業を見分けるポイント
そもそもSESとは?
まず、SESとは何かを簡単に説明します。
SES(System Engineering Service)とは、ITエンジニアの技術力をお客様企業に提供する契約形態のこと。エンジニアはお客様先に常駐して働きますが、雇用関係はSES企業との間にあります。
イメージとしては、「自分の会社(SES企業)に所属しながら、別の会社(お客様先)で仕事をする」という形です。
「SESはやめとけ」と言われる5つの理由と実態
では、なぜ「SESはやめとけ」と言われるのでしょうか。よく挙げられる理由と、その実態を一つずつ見ていきましょう。
理由1:「給料が低い」
【よくある批判】SESは中間マージン(仲介料)を取られるから、エンジニアの給料が低くなる。
【実態】確かに、SESエンジニアの平均年収は300〜400万円程度で、大手IT企業と比べると低めです。ただし、20代に限って見れば、他業種の平均とそこまで大きな差はありません。
また、スキルが上がれば単価の高い案件にアサインされるようになり、年収も上がっていきます。「最初は低くても、成長に応じて上がっていく」という点では、他の仕事と同じです。
重要なのは、エンジニアへの還元率が高い会社を選ぶこと。還元率とは、お客様から支払われる料金のうち、どれだけエンジニアの給料に回されるかの割合です。50〜60%が平均と言われていますが、これが極端に低い会社は避けた方がいいでしょう。
理由2:「スキルアップできない」
【よくある批判】テストや資料作成など、単純作業ばかりでスキルが身につかない。
【実態】これは配属される案件によるというのが正直なところです。確かに、運用・保守や単純なテスト作業が中心の案件もあります。
ただし、優良なSES企業では、エンジニアの希望やキャリアプランを考慮して案件を選定してくれます。また、様々な現場を経験できるのはSESならではのメリット。一社に固定されると偏りがちなスキルが、幅広く身につきます。
SKサービスでは、最短3ヶ月で現場変更が可能。「この現場では成長できない」と感じたら、別の案件にチャレンジできる環境を用意しています。
理由3:「職場が安定しない」
【よくある批判】現場が変わるたびに人間関係をイチから築かないといけない。
【実態】確かに、SESは一つの現場に長く留まることは少なく、数ヶ月〜数年で現場が変わることがあります。これをストレスに感じる方がいるのも事実です。
一方で、これを「様々な環境に適応する力が身につく」とポジティブに捉える方もいます。また、人間関係のトラブルがあっても、現場が変われば環境もリセットされるというメリットもあります。
「一つの場所でじっくり」が合う人と、「いろんな環境を経験したい」という人がいるので、自分の性格に合っているかどうかで判断するのがいいでしょう。
理由4:「帰属意識が薄い」
【よくある批判】お客様先で働くから、自分の会社への愛着がわかない。孤独を感じる。
【実態】お客様先で働くため、自社の社員と顔を合わせる機会が少ないのは事実です。これを寂しく感じる方もいるでしょう。
ただし、優良なSES企業では、社員同士の交流機会(懇親会、勉強会など)を設けたり、定期的な面談でフォローしたりする仕組みがあります。
SKサービスでは、営業担当が定期的に現場をフォロー。困ったことがあればすぐに相談できる体制を整えています。
理由5:「将来性がない」
【よくある批判】SESは下請けだから、キャリアの先がない。年齢が上がると案件がなくなる。
【実態】「SESは一生の仕事ではない」という意見には、一理あります。ただしこれは、SESを「キャリアのゴール」ではなく「スタート地点」と捉えれば問題ありません。
実際、SESで数年経験を積んだ後、自社開発企業や受託開発企業に転職したり、フリーランスになったりする人は多くいます。SESで得た多様な現場経験は、次のキャリアでの大きな武器になります。
SKサービスでは、SESで経験を積んだエンジニアが受託開発へステップアップすることをビジョンとして掲げています。SESは「成長の場」という考え方です。
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カジュアル面談を予約する未経験者にとってのSESのメリット
ここまで「やめとけ」と言われる理由を見てきましたが、未経験者にとってはメリットも多いのがSESです。
メリット1:未経験でも採用されやすい
自社開発企業は、即戦力を求めることが多く、未経験者の採用ハードルは高めです。一方、SES企業はポテンシャル採用(やる気や将来性で採用)を行っているところが多く、未経験でもチャンスがあります。
メリット2:実務経験を積める
IT業界では「実務経験」が何より重視されます。SESなら、大手企業のプロジェクトに参画できる可能性もあり、履歴書に書ける実績を積むことができます。
メリット3:様々な技術・業界を経験できる
金融、製造、通信、小売…SESでは、様々な業界のシステムに携わることができます。「自分はどんな分野に興味があるのか」を探りながら働けるのは、キャリアの方向性を決める上で大きなメリットです。
メリット4:残業が比較的少ない
SES契約では、労働時間が契約で定められているため、無制限に残業させられることは基本的にありません。ワークライフバランスを保ちやすいのは、SESの隠れたメリットです。
優良SES企業を見分けるポイント
「SESはやめとけ」という声の多くは、質の低いSES企業での経験から来ています。では、優良なSES企業を見分けるには、どこを見ればいいのでしょうか。
チェックポイント1:研修・教育制度
入社後の研修プログラムは充実しているか、資格取得のサポートはあるか、勉強会は開催されているか。エンジニアの成長を支援する仕組みがある会社は、社員を大切にしている証拠です。
チェックポイント2:案件の選択権
「この案件に行け」と一方的に決められるのではなく、エンジニアの希望を聞いてくれるかどうか。キャリアプランに合った案件を相談できる会社を選びましょう。
チェックポイント3:還元率・待遇の透明性
単価(お客様から支払われる料金)やその還元率をオープンにしている会社は信頼できます。逆に、給与体系が不透明な会社は避けた方がいいでしょう。
チェックポイント4:離職率
離職率が低い会社は、それだけ社員が満足して働いている証拠です。面接時に聞いてみるか、社員の平均年齢や平均勤続年数をチェックしてみましょう。
【まとめ】「SESはやめとけ」の真相
| よくある批判 | 実態 |
|---|---|
| 給料が低い | 20代では他業種と大差なし。還元率の高い会社を選べばOK |
| スキルアップできない | 案件次第。現場変更ができる会社なら問題なし |
| 職場が安定しない | 適応力が身につくメリットも。性格による |
| 帰属意識が薄い | フォロー体制が整った会社を選べば解消できる |
| 将来性がない | ゴールではなくスタート地点。次へのステップに |
「SESはやめとけ」という声は、一部の質の低いSES企業の話が広まったものです。優良なSES企業を選べば、未経験からエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる最適な環境になり得ます。
大切なのは、ネットの情報に振り回されず、自分の目で判断すること。面接で会社の雰囲気を感じ、疑問点はしっかり質問し、納得した上で決めましょう。
SKサービスの考え方
SKサービスでは、SESは「成長の場」だと考えています。様々な現場を経験することで幅広いスキルを身につけ、将来的には受託開発エンジニアへステップアップする——そんなキャリアパスを応援しています。
正社員雇用で安定した環境を保ちながら、最短3ヶ月で現場変更が可能。「成長できない現場に縛られる」ことはありません。
「SESってどうなの?」と不安に思っている方も、まずは気軽にご相談ください。あなたに合ったキャリアの形を、一緒に考えましょう。
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